ついに発表!GRユーザーがGR IIとの違いをまとめてみた!

皆さんこんにちは。私がGRを購入し毎日持ち歩くようになってからもうすぐ1年になります。とても気に入っていて、過去にはそのGR愛を以下の記事にまとめました。

私がRICOH GRを偏愛する理由について考えてみた

2014.12.10

センサーサイズが小さかったGRDのときには約2年毎に新製品が発表されていたのですが、APS-Cになるとともに製品名もGRになって一つの完成形を見たわけで、ペンタックスリコーがこれをどのようなペースで更新してくるかには注目が集まっていました。

そんな中、2013年5月の初代GR(デジタルカメラの方ですよ)発売からおよそ2年を経て、GRの次世代機GR IIが発表になりました。今回は公式サイトを参考にしながら、GRユーザーの視点から、GRとGR IIの違いをまとめてみました!

基本スペックはほぼ同じ!

センサーサイズとレンズ

さてまずは基本スペックですが、APS-Cセンサー搭載でレンズは18.3mm F2.8(フルサイズ換算で28mm)というのはGRと全く同じです。フルサイズ化の噂(ただの希望?)も有りましたが、今回は見送り。つい先日LeicaのフルサイズデジカメLeica Qが発表され話題となりましたが、お値段もとんでもないので、質実剛健を標榜するGRのコンセプトを踏襲しつつフルサイズ化するのはまだ難しいという判断だったのだと思います。価格はともかく、フルサイズ化すると28mmのレンズはかなり大きくなってしまい気軽に持ち運ぶことも難しくなってくると思うので、APS-Cに留まるという判断は大歓迎です。また、手ぶれ補正の搭載も見送られました

重さとサイズ

重量はGRが約245g(電池とSDカードを含む)に対して、GR IIが251gとGR IIがほんの少しだけ重くなりました。サイズはGRが約117.0(幅)× 61.0(高さ)× 34.7(厚さ)mmなの対して、GR IIが約117.0(幅)× 62.8(高さ)× 34.7(厚さ)mmとGR IIの高さがやや大きくなっています。これは後述するNFCやWifiを搭載したことによって、ホットシューの隣の部分がやや膨らんでしまったからです。私は毎日持ち歩くサブカメラとして使っているので、画質が同じなら余計な機能はそぎ落として少しでも小さく軽くして頂きたいと思うのですが。

描写や使い勝手の違いは?

画像処理エンジン

絵作りの方向性を決める画像エンジンはGRとGR IIで同じGR ENGINE Vです。GRの撮って出しの素直な描写がとても気に入っているので、下手に冒険するよりはそのままでいいと思います。不満は全く無いですし、ペンタックスリコーも自信があるからこそ同じエンジンを使っているのでしょう。

連写枚数の向上

連射速度4枚/秒と変わらない一方で、連写可能枚数はGRの4枚から10枚に増大したそうです。バッファーが増大したことは単純に歓迎すべきことですが、私の目的では連写することは殆ど無いのであまり大きな訴求点とはなりません。

絵作りの改善点

オートホワイトバランスの精度と高感度領域におけるノイズの改善が謳われています。こればかりは(サンプル作例だけではなく)実際の製品を手にとって比較してみるまではなかなかわからないところですが、初代GRでもオートホワイトバランスの精度は十分に高いと思っています。高感度でのノイズはISO 1600ぐらいから目立つようになってきて確かに気になるところではあるのですが、目立つカラーノイズと言うよりは粒状感を感じさせるような自然なノイズなので、夜のスナップなどではむしろいい方向に転ぶことさえ有ります。同じようなノイズの傾向でISO 6400くらいまでいければ素晴らしいですが、ディテールを欠いた塗り絵のような画質になってしまうくらいならGRのままでいいくらいです。実際の作例が楽しみなところです。

新たなエフェクトモード

明瞭コントロール、光沢コントロール、鮮やか、人物、雅(MIYABI)、HDR調という6つのエフェクトが追加されました。GRを手にするまではカメラ内でエフェクトを掛けるのは嫌いだったのですが、GRのエフェクトはいやらしさがなくて本当に好きです。エフェクトを固定してスナップするのも楽しいので、選択できるエフェクトが増えるのは大変喜ばしいことです。リコーはこれまで、新製品が発売された後も、旧製品のファームアップのアップデートを続け、ソフトウェア的に改善できる点は改善してきてくれました。これらのエフェクトがGRにも適用される日は来るのでしょうか? リコーによるGRの公式ブログでは、試作品によるものではありますが作例が上げられていて、エフェクトの印象をチェックすることができます。

WifiとNFCの搭載

NFCというのは近距離無線通信の規格の1つで、ようするに端末とピッとやれば接続が確立されたりする近未来な感じのやつです。個人的にはどちらも要らないですね。要らないというよりは無い方がいいです。GRの余分なものが削ぎ落とされた感じが好きです。

まだまだGRを愛用し続けます!

さてさて色々と見てきましたが、GR IIは、ざっくりと言ってしまうとWifiとNFCを搭載しただけのマイナーアップデートと言ってもいいのではないでしょうか。私には必要ないと上で言ってしまいましたが、どこにでも持ち運んで気軽に撮るというコンセプトを追求していく上で、スマホなどとの連携は新しい層に訴えるには必要な変化だと言えるのかもしれません。逆に言えばそれだけ初代GRがほぼ完成形であるというわけです。記事執筆時現在(2015年6月19日)において、GRの価格は56,000円程度まで下落しています。GR IIの発売直後の価格は9万円程度ですので、今ならほぼ同スペックのGRが4割引き程度で購入できるわけです。WifiやNFCにピンと来ない方は、在庫がなくなってしまう前にGRを購入してしまうのも手だと思います。

以下はGR IIです。記事執筆時現在において89,910円で予約受け付け中ですね。ちなみにカメラケースやストラップなどのアクセサリを同梱した初回生産限定セットは99,630円でした。

というわけでGR IIの発表は、がっかりしたような、愛するGRが陳腐化しなかったという意味では安心したような…という感じでした。GRのファームウェアのアップデートを期待して待つことにします。