皆さんこんにちは!今回は面白い偶然が重なってAdobe Creative Cloud (CC) のフォトグラフィープランに加入することにしたのでその顛末を書いてみたいと思います。
きっかけはLightroom 6の誤購入と返品だった
きっかけはLightroom 6の誤購入でした。Lightroom CCに付加された新機能「かすみの除去」を使ってみたくてLightroom 6を購入したのですが、Lightroom 6には「かすみの除去」は搭載されていなかったのです。これまでLightroom CCとパッケージ版のLightroom 6はライセンスの形態が異なるのみで(クラウド対応などの一部の機能を除けば)機能的には同一だったのですが、ここにきて初めて機能に差を持たせてきていたのです。新機能を試してみたくて興奮していた私は、それを知らずに試用することもなくLightroom 5からLightroom 6にアップグレードしたのでした。
インストール後すぐに「かすみの除去」が無い事に気づいた私はAdobeのサポートセンターに泣き付き、全額返金して頂きました。購入して2-3日しか立っておらず、試用可能な30日間が経過していなかったからだと思いますが、細かいことを聞かずに理解ある対応をして頂いて感謝しています。
以上の経緯については以下のエントリーに書きました。
CC版を試用していた
さてLightroom 6を返品した後、いよいよフォトグラフィプランに加入して毎月980円を払い続けることになるのかと心を決めかけていたのですが、Lightroom 6での反省を活かしてまずは試用してみなければと考えました。噂の新機能(もはや完全に出遅れましたが)「かすみの除去」は決してイロモノではなく、かなり使い勝手の良い機能のようですが、このあたりのことはまた後日別のエントリーにすることにしましょう。
試用期間の終了が迫り、これはいよいよフォトグラフィプラン加入か、これから毎月980円を払い続けるメリットはあるのかと悩みながらダラダラと引き伸ばしている間に、面白い偶然が起こったのです。

残り2日で奇跡のメール!試用で耐えてて良かった!
フォトグラフィプラン加入のきっかけは思いもしないところにありました。それは、Flickrからの1通のメールでした。

Thanks for being a Pro!から始まるそのメールは、FlickrのProアカウントの施策変更を案内するものでした。Flickrの新しいProアカウントの特徴は
- 写真への統計と解析の付与と、より詳細なトラフィック解析
- 広告なしでの閲覧とシェア
- Flickrで印刷したフォトブックやパネルの米国内配送料が無料、国外配送も50%オフ
- Adobe CCフォトグラフィプランが最初の1年間のみ20%オフ
なるほど、Flickr ProアカウントとAdobe CCフォトグラフィプランは潜在的ユーザが重複する可能性が高いので、値上げに対する反発へのガス抜きとして、フォトグラフィプランの割引を提案してきたわけですね。CCプランの20%オフというのは年額としておよそ24ドル。ちょうどFlickr Proアカウントの値上げ分に相当します。「2年後に値上げするけど、1年分はフォトグラフィプランのディスカウントとして還元するから勘弁して下さい」という感じでしょうか。詳細はこちらのページから確認できます。
このメールを受け取った時、Lightroom CCの試用期間は残り2日でした。早まって契約してしまっていたら、この割引を受けることはできなかったかもしれません(すでにフォトグラフィプランに加入しているユーザがこのディスカウントを受けられるかどうかは不明です。9月30日までということなのでその期間に支払いがあればいけるかも?)。

思わぬ偶然に乗せられてフォトグラフィプランに加入することにしました
というわけで、奇跡のタイミングで飛び込んできたディスカウントに運命を感じたので、フォトグラフィプランに加入することとしました。試用してみて使い勝手は良かったし、いちいちアップグレードのことを考えなくて済むのは精神衛生上良いのかもしれません。今後もっと使い倒してみて、また気づいた点などを書かせてもらいます。まずはフォトブックを作成してみようと思っています。