GR IIが発売されたしGRシリーズの5つの「ちょうど良さ」について語ってみる

さて今日も今日とてGRでスナップに勤しんだわけですけど、最近GRの「ちょうど良さ」をしみじみと感じるので、このエントリーではそのことについて書いて見ようと思います。GRの良さは例えば以前にも以下のエントリーを書きました。

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2014.12.10

まだGR IIの実機を触ったことはありませんが、徐々に出てきているレビューを読む限り、ここに書くことはGR IIにも当てはまると思います。触ってもないのにそう信じてしまうは、「信者」になってしまっているからでしょうか…。まあスペックだけを客観的に見てもGRとGR IIに大きな差はありませんし、デザインもほぼ同じなので、客観的に言ってもGR IIにも当てはまると言って間違いはないでしょう。GRとGR IIのスペックの比較は下のエントリーで行いました。

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2015.06.19

GRの何が「ちょうど良い」か

最初にリンクしたエントリーでは、APS-Cのセンサーサイズ、画質、レンズの性能など、主にGRが抜きん出ているところについて書きました。その思いは今も変わらないのですが、ずっと使っているうちに、GRの良さは、いろいろなポイントがバランスよく抑えられている点にこそあるのではないかと感じ始めています。そこで以下に、GRの「ちょうど良い」ところをまとめてみました。

本体のサイズ感がちょうど良い

まずは何と言っても本体のサイズ感。私は比較的手が大きい方なので、ほとんどのデジカメは小さすぎて扱いづらいと感じることが多いです。スマートフォンで写真を撮影するときも、思わず手を滑らせるのではないかとヒヤヒヤしながらシャッターボタンを押すことになります。

GRは大きさがちょうど良く、手にすっぽりと収まります。特にグリップ部のデザインが良く、親指以外の4本の指が心地よく引っかかります。重さも決して軽くはないのですが、「ぎっしり詰まっている感」が高く持っていて嬉しくなりますし、ある程度の重さがあるお陰でシャッターを切る際のブレも軽減されています。コンパクトすぎず、大きすぎずのちょうど良いサイズ感、重すぎず軽すぎずのちょうど良い重量感。

質感がちょうど良い

本体の質感もちょうど良いんです。高級感が有りすぎると持ち歩くのに躊躇したり、どんどん取り出して撮ってみようという気分が削がれますが、無骨な印象のマグネシウム合金製の外装が、どんどん使い倒してやろうという気を起こさせてくれます。かと言ってチープ感は全くなく、シンプルで洗練されたデザインには飽きが来ません。高級すぎず、チープすぎずのちょうど良い質感。

画素数がちょうど良い

そして画素数です。現在ではAPS-Cサイズでも2,400万画素というのが珍しくないですが、GRおよびGR IIの有効画素数は約1,620万画素と小さめに抑えられています。画素数が大きすぎると解像感が高まる一方で、画素ピッチは狭まり感度が低くなります。また当然のことながら一枚あたりのファイルサイズも大きくなります。GRでは画素数を1,600万画素に抑えることでローパスフィルターレスであるにもかかわらずモアレは出にくいですし、感度もISO 3200までは常用できるレベルです。ファイルサイズが最高画質の撮って出しのJPGで平均7MB程度というのも、どんどん撮って気軽にHDDに放り込んでいける、適正なサイズだと思います。この辺のことは以前以下のエントリーに書きました。

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2015.06.23

逆に画素数をこれ以上に小さくしてしまうと、A4ノビへの印刷に耐えられなくなってきます(まだプリントしたことはありませんが)。というわけで、画素数についても大きすぎず小さすぎずのちょうど良い画素数。

シャッター音がちょうど良い

細かい話になってきますが、シャッター音もちょうど良いです。GRは他の多くのコンデジと同じようにレンズシャッターを採用しているので、電子音を無音に設定すれば撮影の際に音はほぼしないのですが、それでも少しだけクリック音がします。この音は本当に静かで、撮影者以外には殆ど聞こえないレベルだと思うんですが、それでもあるとないとでは撮影時のモチベーションが違います。音も例えばマウスのボタンをクリックした時のような感じで心地良いです。うるさすぎず、静かすぎずのちょうど良いシャッター音。

価格がちょうど良い

価格についての感じ方は上に書いた以上に人それぞれなので、ここに書くかどうか迷ったのですが、まあどうせ完全に主観的な考えを綴っているだけなので勢いで書いてしまいます。

GRは高級コンデジに分類されるだけあって、決して安いカメラではありません。定価は約10万円です。しかしながら、販売開始後約1年で価格は6万円を切る程度まで下落しました。感じ方は人それぞれですが、GRに魅力を感じる方であればここまでくれば破格と言っていいのではないでしょうか?もちろん、安い買い物ではありません。しかし、最初にある程度投資することによってより一層愛着を感じられるようになりますし、そのためには1万円や2万円ではきっと安すぎるのです。手が届かないほど高くはなく、愛着を持てないほど安くもない、ちょうど良い価格設定。

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まとめ

つらつらと書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?突出した画質を誇りながら、抑える点は控えめに抑えられているGRシリーズのカメラ。スペックだけを追い求めるのではなく、全てが高い次元でバランスよく設計されています。その設計思想にブレがないからこそ、2年毎に、少しずつ、でも着実な進化を遂げていっているのではないでしょうか。この洗練された使い勝手は、手にしてみないとわかりにくい部分ではありますが、逆に言えば一度手にして使ってみさえすれば非常によく分かる部分でもあります。GRでスナップ、楽しいですよ!

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