X-Pro1用のレザーストラップをGordy’s camera strapに特注してみた!

こんにちは!先日半ば衝動買いしたFUJIFILMのX-Pro1ですが、型落ちとはいえなるほどフラッグシップ機。使えば使うほど手に馴染み、愛着が湧いてきました。そのことについては今度語ることにして、今回はそのX-Pro1のためにレザーストラップを探して購入したので記事にしたいと思います。

付属純正ストラップがちょっと使いにくいと感じた理由

まず最初にX-Pro1でどのタイプのストラップを使用するかという問題が有りました。ハンドストラップにするか、ネックストラップにするか、ショルダーストラップにするか。

ネックストラップとショルダーストラップの違いは曖昧ですが、ここでは斜めがけできる長いストラップをショルダーストラップと呼んでいます。

GRの場合には付属のハンドストラップを使っています。これは、GRが非常にコンパクトなので、普段はLoweproのケースに入れておいてそれをベルトやバックパックの肩紐に取り付けておけば収納と取り出しがすぐに行えるためです。本当は何も付けなくてもいいくらいなのですが、落とさないための保険のために必要最低限のストラップだけは付けています。GRを落っことした苦い思い出はこちら…。

GRを落っことしてヒヤッとした話!あるいはGRはやはりタフだったという話。

2015.04.25

一方でX-Pro1はGRと比較すると大きいので、ハンドストラップだけではちょっと取り回しがしにくそうに感じました。個人的に首に負担がかかるネックストラップは好きではなく、斜めがけをしたいので、ショルダーストラップ1択です。

最初にX-Pro1に付属していた純正の付属ネックストラップを使用してみました。これは全長が135cmあって、折り返し部分も含めると110cm以上にはなるので何とか斜めがけ出来なくはない(Tシャツなら余裕だけど冬場にダウンジャケットを着た上からだと厳しい)のですが、ストラップを肩から外して手に巻いて使うとストラップに幅があって、またやや固いため、ちょっと握りにくいのがが気になりました。もう少し細いか、薄くて柔らかければよかったのですが…。

X-Pro1のストラップに求めた条件

そこでX-Pro1用にストラップを購入してみることにしました。EOS 5D mark IIIではpeak designのSlideを使っていて気に入っているので、X-Pro1も同じ会社のミラーレス用ストラップLeashを付けてみようかとも考えたのですが、Leashは結構モダンな印象でX-Pro1のクラシカルな見た目とは合わない気がしたので、別のものを探すことにしました。条件は以下の3点です。

Peak DesignのClutchとSlideはこれまでに試した中で最高に取り回しが良いストラップ

2015.01.26

長い(できれば長さが可変)

まず上で述べたように、体に斜めがけできる長さがあることが必須条件です。メジャーを肩から斜めがけにして測ってみると、120cmは欲しい感じ。一般的なストラップは首からかけることを想定してか、90-100cm程度であるものが多いので注意が必要です。

実際にカメラを斜めがけしている方にはわかって頂けると思うのですが、斜めがけがぎりぎりできる長さのストラップだと、撮りたいと思った時に非常に取り回しが窮屈で変な姿勢になってしまうため、いちいち体から外して撮らなければいけないんですね。いつでもスナップできるように備えていたいので、十分な長さがあるストラップというのが第1条件となりました。

また夏と冬では服の上から掛ける時のサイズ感が全く違うので、できれば長さが調節できるタイプが望ましいです。冬の服装でちょうどいい長さだと夏の軽装になった時に長すぎて歩いている時にブランブランと暴れてしまいますからね。

細くて手に巻いても使いやすい

斜めがけしたままで撮りたい一方で、集中して撮るときは身体から外して手に巻きつけることで身軽になりたいというわがままな要望です。上で純正ストラップがダメであったように、幅があるタイプだと邪魔になってカメラをしっかりグリップできないので、紐のような細いストラップが理想的だと考えました。

EOS 5D mark IIIのような一般的な一眼レフの大きさがあれば手に巻いたストラップに幅があってもカメラがそれ以上に分厚いのであまり気にならないのですが、X−Pro1のようなミラーレス機ではカメラが薄いので手にストラップが巻いてあると握りこみにくくなってしまうんですよね…。

レザー製または組紐製

これは完全に趣味の問題ですが、X-Pro1のクラシカルな佇まいに似合う素材がいいなと思いました。Leashのようなテカテカした感じではなく、一般的なストラップのようなナイロンやポリエステル製でもなく、レザーか組紐(ロープ)のような素材に絞って探しました。

Gordy’s camera strapに特注してみた!

このような条件に見合うストラップはあまり見当たらなく、探すのが大変だったのですが、Artisan & Artistの組紐ロングタイプ(ACAM-306)やLance Camera StrapsのAdjustable Neck Strapなどが最終候補に残りました。前者は安心のArtisan & Artist製ですがちょっと値段が高かったことと、長さが可変でなかったことから断念しました。後者は値段も手頃で(とはいえ日本のAmazonだとArtisan & Artistと値段があまり変わらないですね)結構良さそうで最後まで悩んだのですが、結局レザー製のストラップを非常に安価で提供しているGordy’s camera strapが一番良さそうだったのでここから購入することにしました。

ラインナップ

さてこのGordy’s camera strap、メーカーというよりはGordyさんが1つ1つ手作りしている個人店という感じですかね。とは言え支払いはPaypalでできて、日本への配送も比較的安価(13.8ドル〜)で行ってくれるので安心してください。あとで詳しく書きますが品質はすごくいいです。

ホームページの左端のメニューを見てみると、次のようなシンプルさ。写真はGordy’s camera strapよりお借りしました。

Wrist straps

lug-mount ($18~)

Lug-mount

string ($18~)

String

tripod-mount ($24~)

Tripod-mount

Non-adjustable neck straps

horizontal ($27~)

Horizontal

vertical ($32~)

Vertical

sling ($40~)

Sling

the Zoe combination strap ($36~)

Zoe

single attach point – string ($27~)

Single-attach

single attach point – split-ring ($27~)

attach-point-split

Adjustable neck straps

horizontal ($35~)

Adjustable

 

カスタマイズ性がすごい!

以上のように製品の種類は比較的少ないのですが、このGordy’s camera strap、何がすごいって、カスタマイズ性が高いんです。多分注文を受けてから一本一本作ってるんですが、レザーの色が4種類、縛る糸の色が14種類あり、さらにカメラとの接続部のパーツ(製品による)や、果てはストラップの長さまで指定することができるんです。自分だけのレザーストラップを作ってみたくなってきませんか?

Colors

聞いてみた!買ってみた!

一通り眺めた結果、私はVerticalというカメラを縦長にぶら下げるタイプのストラップが欲しいと思いました。というのも、カメラを横向きにぶら下げるHorizontalでは、手首にストラップを巻き付けるときに、ストラップがカメラを横断して邪魔だからです(純正ストラップで痛感済み)。

Verticalであれば、手に巻きつけた時にストラップがカメラを横断しないのですごく取り回しが良さそうです。また、斜めがけして持ち運んでいるときも、カメラが縦向きにぶら下がっている方が安定感があって好ましいと感じます。

ところが、VerticalはNon-adjustableという長さが固定のストラップにしかなく、Adjustableという長さを変えられるタイプにはなかったのです。うーん。どうしてもAdjustableでVerticalなストラップが欲しい。Verticalというのは要するにストラップの片方の端が三脚穴に取り付けられるようになっているだけですので、Adjustableでも作れるはずです。そこで、メールを出して聞いてみました。

Z. Ishima
AdjustableでVerticalなストラップが欲しいんですが作ってもらえませんか?
Gordy
いいよー!

あっさり。色や長さのバラエティが色々あるのでオーダーを受けてから作ってるんでしょうね。すぐにPaypal経由で代金を振り込むと、1週間足らずで送られてきました。

レビュー

さっそくX-Pro1に 装着してみました。いやー、ちょっと話はそれますが改めて正面から見るとX-Pro1めちゃくちゃかっこよくないですか?正面から見た時に本体に余計な文字が書かれていないのがシンプル至上主義の私としてはたまりません。カメラの見た目で写真を撮るわけではないですが、やっぱりこういう細かいところから愛せるポイントを積み上げていけると撮影するのが楽しくなりますよね。

0X4A8448

三脚穴にねじ込むネジには2種類あって、写真は指で開けられるThumb screwです。もう片方のLow profile screwであればこんなに飛び出さないのですが、X-Pro1の三脚穴が光軸上になく、ネジが干渉して電池室の蓋が開けられなくなってしまうため、簡単に脱着できるThumb screwにしました。これはX-Pro1側への不満ですが、せめてあと1cmだけでも三脚穴を光軸上に近づけてくれればLow profile screwで付けっぱなしにできたのにと思うとちょっと残念です。

また、反対側の端は本体が金具と当たって傷つかないようにintegral strap bumperを取り付けています。

0X4A8449

Adjustableにはshort (76-94cm), middle (94-119cm), long (116-152cm)の3種類が有りますが、迷わずLongを選択。上の写真右側の部分で普通のストラップと同じように長さが調節できます。色はすごく悩んだんですがレザーはバーガンディ、糸はダークブラウンにしました。ちなみにレザーの幅は約7mm, 厚さは約3.5mmで、しっかりとした上質な革だと感じました。

このストラップであれば、冒頭に上げた3つの条件を全てクリアしています。実際に使っていますが非常にしっかりしていて安心感があり、またシンプルですがモノがよいのでX-Pro1との相性も抜群です。今回はadjustableの料金$35にThumb screwが$5, Integral strap bumperが片方のみで$4で合計$44、配送料はアメリカ国内で$2.9でした。日本へも$13程度で郵送してくれるようです。まとめて買えばよりお得かも。

今回Gordy’s camera strapさんにはちょっと特殊な注文に答えていただいて、しかも追加料金を要求されることもなかったので非常に好印象を抱きました。あまり値段が高くないのでいろんなカラーバリエーションを頼んで気分で付け替えるのもいいかもしれません。

英語でメールのやり取りをしなくても色や長さの指定はホームページ上で簡単にできるので、ぜひ自分だけのオリジナルの1本を注文してみて下さい。一眼レフなどより重いカメラ用には、オプションでショルダーストラップを付けることもできますよ。愛着が湧く機材で、今日もCapture the MOMENT!