自分の影を写してみるのは結構楽しいよ、という話。

こんにちは!このブログをご覧頂いている方のほとんどは、写真を撮影するのが好きな方であると推察しますし、私もいつもそのような方と写真談義を楽しむようなつもりで書いています。

ではみなさん、写真を撮られるのは好きですか?レンズを向けてファインダーを覗いているときは「もっと自然な笑顔を!」とか言いながら、主客が逆転するととたんにぎこちない笑顔を浮かべながら目を伏せていたりしませんか?ええ、私のことです(笑)また昨今はselfie(自撮り)なんてのが流行っていますが、人と一緒に撮るのはともかく、自分の自撮りを撮ることはまずありません。

私にとって写真は自分のための記録であり、他者に向けた表現でもあるからです。

セルフポートレートという形で「表現としての自分自身」を作品にできるならいいのですが、私には自分の写真に自分が出てくるのはどうしても不自然に感じます。いや、もっと正直に言ってしまうと、自分の容姿に自信がないので「表現」にならないし、自分に見えていない自分の姿は「記録」にもならない、ということです。

私があなたの写真を撮る理由。あるいは記録と表現の間にあるもの。

2015.12.24

でも、自分のはどうでしょう。どこまでも付きまとってくる自分の影は、いつも自分に寄り添って視界に入ってきます。自分にとっては、自分の本当の姿以上に自分自身が投”影”されたものであるわけで、普段あまり意識していなくても主観的には「自分の影=自分」と認識している部分が少なからずあるはずです。

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前置きが長くなりましたが、この記事でお伝えしたいのは自分の影を被写体にしてみるのは結構楽しいよ、ということです。写真の教科書なんかを読んでいると、「順光で広角レンズを使うときは、自分の影が画角に入って来やすいので注意しましょう」なんてことが書いてあって、それはそれで真理だとは思うんですが、杓子定規にそれを遵守しているのもつまらないと思うんです。

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ときには大胆に自分の影を写しておくと後で見返した時の臨場感が違いますし、撮影者の状況が見る人に伝わりやすくなる分、ストーリー性が生まれやすくなります。

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自分の姿とは違って、影は三脚を立ててリモート撮影なんてことをしなくてもすぐ撮れてしまうのも手軽ですし、写真写りとか、表情とか、自分の顔がベストに見える角度とか、今日の服装とか、全然気にしなくていいので気軽でもあります。後者はガラスなんかに写り込んだ自分を映すのとの最大の違いですね。

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というわけで、時には影で遊んでみるのも楽しいですよ、という話でした。それでは、今日もCapture the MOMENT!

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