ブログを始める前に行った3年前の地中海クルーズ旅行を写真とともに振り返っています。全体のコースは下のページで触れました。
前回はイタリアのアルベロベッロを訪れた話を書きました。
今回は、第2の寄港地・カタコロン(ギリシャ)から訪れたオリンピア遺跡を振り返ります!
クルーズ船から見る地中海の夕暮れ
…とその前に。アルベロベッロから船に戻って一息ついた時にとても美しい夕焼けが見れました。経験上、クルーズ旅行では美しい夕焼けに出会える確率が非常に高いです。


時間を忘れて一心不乱に撮りました。美味しい夕食を食べて、ショーを見て…。楽しい夜はあっという間に更けていきました。
カタコロンの港に到着
朝起きると船はカタコロンの港に到着していました。人生初のギリシャ上陸です。

バスでオリンピア遺跡へ
カタコロンからはショアエクスカーションを利用して世界遺産オリンピア遺跡を訪れました。いつものように専用のバスが港に迎えに来てくれて、クルーズ会社が用意してくれたガイドさん付きですし、安心安全で効率よい観光ができます。
さてオリンピア遺跡。細かい歴史には触れませんが、紀元前8世紀に古代オリンピック発祥の地となった場所です。そんな昔の建造物が今でも残っているなんてすごすぎです。
下はフィリペイオンの写真。美しい…。

土台しか残っていませんが当時はどんな栄え方をしていたんでしょうか。相当大きな建物だったと思われます。

ネロ帝が造らせた凱旋門。といってもパリのそれのような大きなものではなくて、せいぜい大人が2−3人並んで通れるくらいのものです。でも、こんな石の積み方ができるなんて。そしてそれが今もなお崩れていないなんて。

凱旋門をくぐると、古代オリンピックの競技場です。下は、競技場にある徒競走のスタート地点。数千年前に、ここで熱く争った男たちに思いを馳せます。

こちらはゼウス神殿の後。残念ながら6世紀頃の地震で倒壊したままになってしまっているそうです。

ヘラ神殿は柱が1本だけ残っていました。オリンピックの聖火はここから採火されるそうです。

遺跡の保護のためか、駐車場との距離はかなりあり、7−8分は坂を歩かなければいけません。このような馬車が駐車場との間を往復して、お年寄りや子供を運んでいました。

私は歴史の知識が皆無なのですが、それでも時の流れの重さをビシビシと感じさせてくれました。ギリシャに行かれる際はぜひ立ち寄って見てはいかがでしょうか。

次はトルコのイズミールに寄港した時のことを振り返ります。
(追記)書きました