ただいまWindows! 新しいノートPC XPS13を手に入れ、Lightroom環境をWindowsに移行しました。

これからはいっぱいブログを書きますと宣言しておきながらまた間が空いてしまいました。今回更新が滞ってしまっていたのは、長年連れ添ったMacBook Proに別れを告げて、WindowsのノートPCに戻ってきたからです。Lightroom環境の移行やブログエディタの設定など色々とやることが増えてしまい、なかなかブログを書けずにいましたが、ようやく落ち着いてきたので一度ブログに書いておきたいと思います。最近のMacはちょっとおかしいぞ、Windowsが気になる、という方の参考になれば幸いです。

きっかけは、4年使ったMacBook Proが限界に達したこと

これまでは、MacBook Pro early 2011モデルを使っていました。公式にはメモリは8GBまでしか認識しないことになっていますが、16GBまでいけると聞いて16GBに増設しましたし、HDDをSDDに換装したり、一度マザーボードが死んでアメリカのApple storeに泣きついて修理してもらったり(日本で買ったMacBook Proですが)とそれなりに使い込んできたんですが、最近ついに限界を感じ始めたので買い替えを検討し始めていました。これがだいたい2016年の5月とか6月の話。

 

最近のMacBook Proにワクワクできなかった

買い替えを決意してから暫くの間は様子見をしていました。久しぶりの大きな買い物ですから、関係各位への根回しを進めつつ、どの機種を購入するか真剣に探し始めました。次に購入するモデルに期待するのは次のような点です。

  1. 軽量(1.5kg以下)なノートPC
  2. 写真の現像が快適にできる
  3. できれば画面が高画質で、外付けモニタを付けなくてもそれなりに写真が見れる

1については必須で、私の15インチのMacBook Proは2.5kgもします。なんだかんだと持ち歩くことも多いし、家の中でもリビングに持っていったりしたいので、なるべく軽い機種がほしいな、と思いました。とは言え非力なマシンではRAWの現像などのときに困りますし、別件で結構重い処理をすることもあるのでマシンのスペックはそれなりに高い必要がありました。また、3はできればという感じですが、画面の解像度が高くて写真が綺麗に見れるモニタが付いているとなお良いな、というところです。

先日発表された新しいMacBook ProはTouch barが搭載されるなど近年では比較的メジャーなアップデートでしたが、残念ながら個人的には「まだMacを使い続けたい」と思わせてくれるほどのものではありませんでした。MacOSにはMacOSでしか使えない様々な優秀なソフトウェア(純正・サードパーティを問わず)があり、MacからWindowsに戻るのには不安もありましたが、日本の職場がWindowsメイン(アメリカの職場では95%の人がMacを使っていました)となったこともあり、Windowsに戻ることにしました。

DELLのXPS 13を選択した理由

WindowsのノートPCとなるといきなり選択肢が増えすぎてまたしばらく悩むことになります。15インチではなく13インチを選ぶことにして、なるべくハイスペックなノートPCということでHPのSpectreシリーズかDELLのXPS 13かというところまで絞りましたが、最終的にモニタの解像度がQHD+(3200×1800)と広いモデルがあるXPS13にしました。ちょうどこのタイミングで第7世代のCoreプロセッサーを搭載したXPS 13が出たので、15%オフのクーポンが出るのを待って最上位モデルを購入しました。正式な型名はXPS 13 (9360) プラチナハイエンド QHD+タッチパネルです。タッチパネルは正直いらなかったので(画面に直接触って汚れるのが嫌)BIOSの設定でオフにしています。

一応Amazonのページを貼っていますが、公式ページをマメにチェックしてクーポンを利用した方がお得です。直販はBTOなので納入に時間がかかってしまいますが、週末に15%オフや時々ですが20%オフが出ることもあるので待てるなら待ってみたら良いと思います。

ちなみに半年くらいごとに新しいバージョンが出るので買い時は結構難しいです。私がこれを書いている間にもモニタが360度開く新しい機種XPS13 2-in-1が発表されました。日本での発売はまだですし、流行りではありますが2-in-1のスタイルは好きでないので今回のタイミングに後悔はしていません。

LightroomをMacからWindowsに移行する

さて新しいPCをメインPCに格上げするため、Lightroom環境をこれまでに使ったMacからWindowsに移行しなければなりません。まず最初にLightroomをインストールします。あまり知られていないかもしれませんが、Creative cloudフォトプラン(旧フォトグラフィプラン)を利用している場合、1つのアカウント契約で2台までPhotoshopとLightroomをインストールすることができます。これまで使っていたMacBook Proにはインストールしたままで次のWindowsPCにもインストールすることができるのです。詳細はこちらに書いてありますのでPCを2台持っていてまだインストールしていない場合にはぜひインストールしてみてください。

次にデータを移行します。これは簡単で、以下の3ステップで終わります。2台にインストールしているので旧環境(移動元のMac)のデータはそのまま残りますしそちらはそちらで使っていくことができます。

  1. (移動元:Mac)Lightroomのカタログをコピー
  2. (移動元:Mac)写真のデータを外付けHDDにコピー
  3. (移動先:Windows)Lightroomを起動しファイルの位置を修正する

順に見ていきましょう。

Lightroomのカタログをコピー

移動元となるMacでの作業です。Lightroomのカタログファイルをコピーします。これは通常大したファイルサイズになっていないはずですのでUSBメモリでも外付けのHDDでもどちらでもOKです。次の項目で外付けHDDを使うでしょうから、同じ外付けHDDにコピーしてしまえば良いと思います。

カタログファイルはデフォルトではMacの場合「ピクチャ」ディレクトリにあるLightroom Catalog.lrcatという拡張子のファイルです。場所がわからない場合にはいつものようにLightroomを起動してメニューの「Lightroom→カタログ設定」から確認しましょう。

Location of the catalog file

また、「Lightroom→環境設定」から「プリセットをこのカタログと一緒に保存」をクリックしておくと、カタログファイルにプリセットが組み込まれるのでプリセットを別に移す必要がなくなります。

Save presets
いま確認してみたところVSCO filmはMacからWindowsにカタログを移してもついてきませんでした。これはまた別にダウンロードしてインストールし直さなければいけないようです。

写真のデータを外付けHDDにコピー

こちらも移動元となるMacでの作業です。写真のデータをコピーします。何千枚も写真がある場合には大容量の外付けHDDが必要になると思います。移動元であるMacの本体に保存してある写真データを外付けHDDにコピーしましょう。写真の取り込みをLightroom経由で行っている場合には、デフォルトでは「ピクチャ」ディレクトリのLightroomの下に保存してあるはずですので、これをディレクトリごと外付けHDDにコピーしてしまいましょう。

データの容量によっては数時間かかるので気長に待ちましょう。私の古いMacはUSB2.0しか搭載していない上に処理能力が低いので一晩がかりでした(笑)

また、プレビューデータおよびスマートプレビューのデータも一緒に移行しておきましょう。これらは(おそらく)新PC側で新たに生成することができるので必須ではありませんが、せっかくの新PCをこれらの処理にかかりっきりにしておくのも馬鹿らしいですしね。これらは通常カタログファイルと同じ位置に”カタログファイル名 Preiews.lrdata”および”カタログファイル名 Smart Previews.lrdata”で保存されています。デフォルトでは”Lightroom Catalog Previews.lrdata”と”Lightroom Catalog Smart Previews.lrdata”となっているはずです。

Lightroomを起動しファイルの位置を修正する

最後に移動先であるWindowsでの作業です。外付けHDDを新しいPCに挿して、カタログと写真が入っているディレクトリを移動します。また時間がかかりますが気長に待ちましょう。私は2016年以前の分の写真はPC本体ではなく外付けHDDに保存しておくことにしていますので、外付けHDDから本体には移動せず、このまま先に進みました。

写真データがしかるべき位置に落ち着いたら、コピーしてきたカタログをダブルクリックしてLightroomを立ち上げましょう。

このままではカタログに記載されている写真の位置を見つけられないので、?になっています。あとは?が付いているフォルダーを現在の写真データの位置を教えてあげればOK!

上の図を参考に、?マークがついているフォルダーの上で右クリックし、「見つからないフォルダーを検索」を選択してください。出て来るダイアログで場所を設定仕上げれば終了です。フォルダーアイコンの右側の三角アイコンをクリックするとより下層の(ここでは月の)フォルダーが表示され、これらにも全て?マークが付いていますが、ディレクトリ構成をそのままコピーしてきた場合には、一番上の階層の(ここでは年の)フォルダーで実行すれば下層は自動的に紐づけされます。

XPS13の画面はとてもきれいで写真の閲覧と現像に十分使える

まだがっつり現像をしてはいないのであくまでファーストインプレッションですが、画面はとてもきれいです。これまで使っていたMacBook ProのモニタはRetina化以前のものなので解像度が1440×900でしたし、4年使い込んで液晶が汚れたりしてなんだかくすんだ印象だったのですが、XPS13で見ると見違えるようです。もちろんちゃんとしたカラーキャリブレーションがされているわけではないですし、ちゃんとした写真用の外付けモニタとは比べるべくもないのですが、ぱっと見の綺麗さって写真を撮った後の自己満足感というか自己肯定感と大きく結びついていると思うんです。そんな意味でとても満足しています。今回最上位モデルを選択したわけですが、まだCPUや16GBのメモリの恩恵を感じられるような使い方をしていないので、今後RAW現像やJPGの書き出しなどをしてみてからのお楽しみですね。

余談ですが、このブログも慣れ親しんだMacのMarseditを卒業してchromeの拡張機能であるScribefireを利用して書いていくことになりました。しばらくは戸惑うこともあるかもしれませんが慣れれば今までより更新頻度を上げられるかも、と期待しています。やっぱり新しいPCは気持ちいいですからね。